2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧
裏庭に,ホオノキが植えられている。 大きくなる木だが葉っぱが欲しいので,小さく仕立てながら育てている。 今年も葉っぱを採取し,酢飯に余り物をのせて,簡単朴葉寿司を作成。 いろいろ伝統的なレシピもあると思うが,何を具材にしても大丈夫そうだ。 毎…
標記は造林の父,ガイヤーがその著書 Der Waldbau(造林学)に書いたらしい名言 (らしいってのは,別に読んでないからw)。 毎日の散歩で,ナルホドと実感すること多々あり。 3枚目の写真は,倒木か伐倒か不明だが,小さな林冠ギャップ。 じっと見ていると…
昨日,今田先生の論文が掲載されている,発刊当時の北大演習林報が到着した。 自分の恩師のそのまた恩師に当たる先生である。 学生時代恩師から,今田先生からいただいたという別刷りを読ませていただいて, その内容に衝撃を受けたのを,昨日のことのように…
先の学会でも発表をさせていただいた, 荒山雅行さんが大事に育て,板に挽いていたミズナラ板が, 新しく開店されるBarの棚板に使っていただけることになりました。 荒山さんが亡くなる半年ほど以前に,このミズナラを伐採し, 板に引いて,5年間ほど自然乾…
昨日無事,造園学会のミニフォーラムが終了しました。 たくさんの方々にご来場いただきましたこと,心からお礼を申し上げます。 フォーラムの趣旨をまとめてくださった伊藤理事長, 非常に実践的な内容で登壇をしてくださった,泉さん,澤畠先生, 個人的に…
荒山林業の発表資料を作っていたら,もう何年も,探しても出てこなかった,初めて荒山さんと会った日の写真が,突然出てきた。荒山さんの後ろ姿,いつの間に写してたんだろう。
明日のミニフォーラムの発表資料, 超簡単ですが,登壇者同士でまとめてみたのをアップします。 大層な題名で,ビビってますがw でも,楽しくできればいいなあと思いますます。 今年も,ミニフォーラムの担当の先生には色々お世話になりました。 今,大学の…
今週末,造園学会本大会で,「森林美学の現代的意義」のミニフォーラムをやり〼 「冷やし中華やって〼」くらいの恒例の行事になってくれるといいのですが^^ 今年も登壇者さんは豪華です。 こんな感じです。 ーーーーーーーーーーーー 話題提供:地域の自然…
枝打ちについては大学で,樹冠長の1/3を残して切ると学んだ。 その頃は,「できるだけ長く無節の材を取りたいから」と言う理由を, 何も考えることなく受け入れていた。 ところが「森林美学」では,全く違う枝打ちを提唱していた。 本文を要約してみると,こ…
弊社演習林。 大変に荒れ果てた,大きめな道路沿いの斜面林で, ゴミ捨て場になっていたクヌギ林で, 地方中都市の典型的な,価値の低い森林である。 4年前,この森林の小さな区画を自分で購入し,調査を行ったところ, 実はここは大変な生物資源の宝庫であ…
カラハナソウの新芽のおひたし。 信じられないほど,「普通に美味しい」。 山には実は,「普通に使える」産物がたくさんある。 我が山にはこの季節,たくさんのミツバが取れる。 それから,ノビル。これはアサツキのようにも使えるので, 実はさりげなく重宝…
犬の散歩道の道路のそばで,ササバギンランを発見した。 都会では,希少種だともて囃されているこの種は, ため池の横の,いつもゴミが捨てられている 斜面林の法尻でひっそり生きていた。 斜面林は,人工のスギ林や広葉樹二次林が放置されてひしめき合って…
2015年の荒山林業山林_奥の院。 元は,有用広葉樹を残しつつ,薪炭利用をしていたミズナラとその他広葉樹の林地。 薪炭利用が廃れたのを機に,徐々に残存させる林木を増やして, 現在のような森林構造になっていったと思われる。 一般の方々はともかく, 多…
一昨年は,荒山林業山林の天然林施業の調査を, 去年は,きのこ山施業地を調査する仕事をさせていただいた。 先日は,樹木医さんたちの講習会に参加させて頂き, 菌根菌についての講習を受けてきた。 大学では,ヘクタール単位の広がりで森林の管理を学んで…
読書をもっとしたいと思うのだが,なんだか毎日時間が足りない。 ブログを書く時間もなかなか取れないが, 写真掲載を多用しながらでも,少しずつ書きたい。 さて,自分は本は比較的よく読む方だと思う。 その中でも,特に好きな本である「A Rchier FOREST …
写真は某所でのナラ枯れ激甚地。関西にて。 林床植生を刈り払い,歩きやすいコナラ二次林を造成していたらしい。 ナラの多くがナラ枯れに罹患しているので,上層のコナラが枯れた後, 次世代木が育つには,まだ相当かかりそう。 人間の利用,しかも林木を利…
こちらの校正作業が終わって, これから訳者の皆様へチェックをお願いするとのことらしい。 いくつか,素晴らしい訳者の方の文章に出会えて ザーリッシュの理解が深まったこと, こっそりたくさん感謝です。 まだ,もうちょっと作業がありそうです。 ◆ そう…
一応,大きな校正作業は終わったものの, このギリギリになっていろいろ見つかったので,その修正をしていた。 読み直すと,ぎこちない日本語文となっている部分もあるため, 少し,解説できればいいなあと思っている。そのためにも,また勉強(汗 蛇足だが…