愛読書
読書をもっとしたいと思うのだが,なんだか毎日時間が足りない。
ブログを書く時間もなかなか取れないが,
写真掲載を多用しながらでも,少しずつ書きたい。
さて,自分は本は比較的よく読む方だと思う。
その中でも,特に好きな本である「A Rchier FOREST 」
スエーデンでは,1993年に森林法の大改正が行われ,
環境と生産は同等の重みでもって森林は管理されなければならない
と銘打地,ミニマムな規制をベースにしながらも,
森林所有者に対しては「非規制政策」を行っているそうだ。
この本は,森林所有者に森林法の大改訂と,
その元で行われるべき森林管理を普及するために作られた冊子の翻訳版という。
環境を重視するからといって,一斉皆伐型林型を否定せず,
その中で生物的なリソースをいかに保全するかの具体的方法論が提示されている。
もちろん,合自然的施業についても言及されている。
森林管理の方法を所有者に委ねる代わりに,所有者に情報を提供することで,
国の森林管理を行おうとしているようだ。
この政策は大成功はしなかったそうだが,
それでも,一定の功は奏しているとのこと(柿沢 2013)。
職場では3冊購入し,所蔵している。