森と庭の管理人(仮称)

副理事長.森と庭を管理する。

【ザーリッシュの森】

ポーランドへ行きましたって情報だけで,いったいどこに何をしに行っていたの?

と,ふと,友人から聞かれまして,

今更ながら,肝心のザーリッシュの森林など,見学に行った部分を

全く紹介していない!

という粗忽さに気づいたのでした。すみません〜

しかも,このはてなブログ,動画の埋め込みができないらしく(不便〜)

画質が荒いのですが,インスタの動画を埋め込んでみました。

 

ポーランド北シレジア州Postolinの森。明治神宮林造営の技術の源流と言われる方法で作られたと言われている場所です。Johannyという名前の塔の周辺のヨーロッパブナの森林です。広葉樹でも,こんなに通直なのは,ヨーロッパブナという樹種の樹形的な特性と,それから森林の作り方にも理由がありそうです。#fuchiforest #森林美学 #salisch #postolinie #poland #明治神宮林 #ポステル式間伐

 

いわゆる昭和30年代まで人の口の端に登っていた「ポステル間伐」

を行った場所です。

この周辺の林地では,ブナの天然更新の試験でしょうか?

あちこち画伐がなされていて,ブナが普通に更新していました。

また,面白いなあと思ったのが,画伐の単位ごとに,ある林齢まで,

小面積の一斉皆伐林型のような構造をとっていたことです。

これは,かなり意図的になされているように感じました。

「樹木たちの知られざる生活: 森林管理官が聴いた森の声」

https://www.amazon.co.jp/dp/415209687X/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_QrGOAb8CPP8ZH

でも,そんな感じのこと,書いてあった気がするのですが,どうでしたっけ?

ちょっと読み直してみます。(というか,引用文献,調べてみます)

 

年度末,結構大変ですが,乗り切れると信じて頑張りまーす。