そこに森があるから
大芝高原の森 施業前(左)施業後(右)
園路修景に配慮した,林木の残し方を考えました.
ここでは割愛しますが,間伐方法も少し特徴があります.
ーーーーーーーーーーーーーーー
明治神宮林などを調べていると,
計画者,施業者の熱い物語が感じられる森林が
「目の前に存在する」ことが重要だとつくづく感じます.
できたらその土地の潜在力を上げているような森の存在が.
理論が先行しがちな昨今ですが,
やっぱり森林は実際に作らないと人々から理解されないと思います.
写真は代表理事の伊藤が,大学の教員時代に計画した
長野県の大芝高原の森林と園路です.
学生の時に,私たちも関わらせていただいて,
住民の方々に色々教えていただきました.
アカマツがいずれ伐られても,次世代の林木(ヒノキや広葉樹)が下に控えています.
たくさんの方がこの森を利用されている様を見ていると,
森づくりの喜びが本当に大きくなります.
これは,森林に関わる人間にとってとても幸せなことです.