【ルーツ】
昨日,今田先生の論文が掲載されている,発刊当時の北大演習林報が到着した。
自分の恩師のそのまた恩師に当たる先生である。
学生時代恩師から,今田先生からいただいたという別刷りを読ませていただいて,
その内容に衝撃を受けたのを,昨日のことのように覚えている。
美と功利の調和。
「美」を,「環境を含めた語彙」に置き換えて読んでみると,
非常に現代的な森林経営管理について書かれていると感じた。
と同時に,ドイツでは100年も前に,こうした議論がなされていたのか…と,
意味不明の敗北感も感じた。
それほどに当時自分の受けた林業教育と真逆で,驚いたのだった。
色んな意味で,自分のルーツとも言える。
先人のこうした叡智は,今後埋もれて無くなっていくのか,
はたまたどこかで展開していくのか,自分たちの手にもゆだねられている。
もうちょっと色々頑張ろうかな^^