模型のチカラ!
昨日は,大先輩から素晴らしいメールが届きました.
弊社代表理事がずいぶん若い頃に,「森林風致計画学」という本を執筆しましたが,そのときに行った「風致間伐」という間伐方法を,データから模型に起こしてくださったものを,写真にして送ってくださったのです.
これが間伐前の林分
そしてこちらが間伐後の林分
間伐前(上空から)
間伐後(上空から)
実は,私はこの事例地の10年後くらいの森林を調査しています.
10年で森林の様相はずいぶん変わったことは,データからわかるのですが,
調査時点では,間伐時の森林のリアルは知らなかったので,
感慨深く模型を拝見しました.
リアルに作られた模型は,現在と過去の時間をつなぐのですね.
こんな状態だったのか…と何度も見直しています.
模型を作ってくださった先輩は,「景観模型工房」という会社を営んでいる,
盛口さんです.
お仕事を拝見すると,模型は時間や空間スケールの大小をつなぐ存在なのだと,
感じました.
先輩,どうもありがとうございました.